まいど、パパ寿郎です。
今日は隔離生活の体験について、シェアします。入国2週間目にして漸く中国を肌で感じました!爆
衝撃が走った13:30
昨日の話です。午後から月に一度の大事な会議が入っており、集中していたところ13時半になり突然、
「14時にバスが到着し、別のホテルに移動するので早急に荷物を纏め、支払いをすますこと」
と連絡。「えっ?」と思うのもつかの間、移動はないものと安心しきっていた僕は、会議を急遽抜け出し、部屋の片づけ(スーツケース3つ分だしっぱなし)を30分で全力で行う。チェックインした時は入っていた荷物が、中々入りきらないという旅行あるあるの状況を凌ぎ、全て詰め込みきり、何とか時間通りに降りて行ったと思ったら長蛇の列、結局支払いに40分待たされることに。。。
そして14時到着と言われていたバスは全然到着せずに、乗り込んだのは15時半を回ってから。しかも全員の荷物がバスの荷台に入らず、乗車席に持ちこむという暴挙。この2週間クーラーの効いた部屋で閉じこもりきりだったこともあり、中国南東の蒸し暑さが一気にのしかかってきました。一瞬で汗だく、次のホテルに着いた頃には文字通りグロッキー状態でした。周りの日本人の方々もいらだちを隠せない様子でした。
どこに連れていかれるか分からない2回目の恐怖と、こんなに急なことされるんやからもうちょいええホテルになるんちゃうかな?という願望にも似た期待を持ちつつ、ぎゅうぎゅうのバスで揺られること40分。漸くホテルに到着した訳です。
ここ中国だということを忘れておりましたね。そうです、何でもありの国です。笑
新しいホテルは
そして移動してきたホテルはというと、絶望のランクダウン!でした。
残り1週間が思いやられます。。。
部屋が狭くなり、ウォシュレットもなく、何となく部屋も暗い!! 最悪それは我慢できるとしても、机がちっちゃくて仕事がめちゃんこやりづらい!!!PC置いたらいっぱいでノート置けないのでメモし辛いし、お茶とかも横におけへんし、今週は仕事になりまへん!!!! と言いたい状態に陥っております。
ぎりぎりまで我慢しようと、食べずに残していた日本の食品などを一気に消化してやろうと決意を新たにしました。こうなることは想定してなかったですが、後半が勝負だと考えていたことは正しかった!
とはいえ、実は全く突然湧いた話ではなく伏線はありました。が期待を超えてくれていた、というだけのお話です。
突然のWechatグループ作成
話は先週末に遡ります。
3週間隔離にも慣れて?来た先週土曜日のことでした。突如ホテルから日本人?宿泊者全体をグループにしたWechatグループが送られてきました。宿泊者に対して後1週間皆で交流出来ますよ、という案内と共に。
そこで、とある人が「ではこの1週間は部屋を出てホテル内で移動してもいいのか?」と聞きました。ホテルの答えは「ノー」でした。またある人が、「もしかして、⁺7日は部屋が変わるんですか?」と聞きました。ホテルの答えは「必ずしもそうではありませんが、まだ分かりません。」という答えでした。
わざわざ部屋が変わるのは面倒ですし、既に荷物は全部出し切っている状態。僕は
「同じ部屋を希望します。」
とチャットしました。それに複数の人が賛同してくれ同じようにある人は理由も添えての「同じ部屋希望」がWechat内でバズワードとなりました。
そしたら何と、ホテルの答えはスルーでした(Wechatなので既読スルーかどうかは分かりません)。まさかの無視! まあでも、そんなもんかと思ってその日が過ぎていったのですが、日曜日の晩飯時にまた事件が起きました。
中々食事が来ないなーと思っていたら、通常より1時間遅れで届いたのです。さあ食べよ、と思って扉を開けてみると、食事と共におかれていたのが。。。
本当に、久しぶりに、脳内に「ラッスンゴレライ」という単語が浮かんできました。海馬に保存されていた記憶が突然の事象に対して反応したわけですね。
そして日本人chatグループは「届いた?」「届いた?」「届いた。」「何で?」「理由は?」と大盛り上がり。そして勇気ある人がホテルに確認したところ、「現在部屋の交換のお知らせはありません。交換の場合は早めに知らせます。」との回答。
みんな、とりあえず「また、連絡来るんやな。」と思い、日曜日の夜は眠りについたのでした。
そして月曜日
そんなこんながあり月曜日、朝から僕は快調に仕事をしていました。午後の会議に集中する為に、朝やるべきことは全て片付け、そしてお昼前には忘れずに、chatに
「部屋の移動はないですよね?午後は会議なので直前に言われても動けませんよ。」
と連絡。またしてもスルーでしたが。。。 日本的な感覚ですが、昨日別の人が確認の連絡、当日の昼前に僕から、連絡。ここまでやって返事がないのだから大丈夫だろう、と思い込んでしまったわけです。
そして、問題の13:30、冒頭のメールに戻る訳です。しかも、chatグループではなく、各個人向けに。。。「えっ、あのグループ何やったん?」とか後で思いましたよ。笑
「てか、部屋の移動やったんちゃうんかい!」という突っ込みは、今ブログを書いていて思い出しました。それくらいパニックに陥ってました。僕の前頭前皮質が統制機能を失った瞬間でした。
最近脳の機能を勉強することにハマっていて、ちょいちょい出てきてすみません。
後日談ですが、ホテルの場所が変わった理由は、今週の便で入国してきた人たちを受け入れる際に、感染リスク低減の為に、⁺7日の人たちは移動させた、とのことでした。まあ、ホテルからすれば前から分かってたことですよね。。。
まとめ
今日は入国2週間目にして、初めて”ちゃんと”中国を感じた瞬間をシェアしました。
終わってみれば笑い話ですが、本当に焦りました。全く言葉通じないですからね。
こういう、自分の過去の経験ではあり得ないことが今後もどんどん起きるはずなので、その時はまたシェアさせていただきます。脳が活性化される~。と楽しむしかないですね。これもリベ筋の一種ですね。動じない心を一つ持てたように思います。
今後、入国される方は2週間目に何かある。と覚えておいてください。
この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。
ほなまた。