サラリーマン

人生最後?の隔離生活②

まいど、パパ寿郎です。

先日中国に戻って来てからの数日を共有しましたが、この記事を書いている時点(1/7)では自宅隔離用のホテルにいる状況です。明日出られると信じていますが、さてどうなることやら。

今日は、約半年前の赴任時とは国の政策もそれに関する環境も、そして2回目ということで僕自身の気持ちの在り方も随分違いますが、半年前の隔離生活と比べて変わったことを共有してみたいと思います。

隔離関連の管理強度

これは、中国国内のゼロコロナ政策転換後から目に見えて変わっていましたが、隔離生活についても同様です。

PCR検査

直接隔離とは関係ありませんし、政策転換以前から変わっているようですが、5月末入国時は日本で渡航前に受けるPCR検査から、隔離解除まで全て咽頭拭い法(鼻に突っ込むタイプ)でした。ですが、今回は渡航前PCRこそ咽頭拭い法でしたが、空港のPCR以降、隔離部屋で受けるPCRも全て唾液法(口に突っ込むタイプ)でした。毎日鼻に突っ込まれるのはそれなりに痛いしストレスなので、これが口に変わるだけでも随分楽でした。

アルコール消毒

半年前の入国時は、ホテルに入る際、靴底やキャリーケース等ビショビショになるまでアルコールを吹きかけられましたが、今回は全くありませんでした。廊下などは定期的にアルコール消毒をしていましたが、持ち物に吹きかけられることはありませんでした。

部屋の出入り

部屋から出る訳ではありませんが、半年前はドアを開けると写真のセンサーが反応して、音が鳴っていたわけです。今回のホテルではセンサーはついていましたが、ドアを開けても音もならず、何だったら他の部屋は外れているところすらありました。一度電話をしながら誤って部屋を出てしまい入れなくなりましたが、特にお咎めもありませんでした。

左上が感知センサー。ドアぼろかった。。。

集中隔離から自宅隔離への移動

従来は、集中隔離施設から自宅隔離に移る場合は社区(地域)から専用の車が手配され、事前に登録した自宅まで送り届けられることになっていました。

今回は突如の政策緩和ということもあったかもしれませんが、自分で車を手配して移動してよい、とのことでした。パパ寿郎の場合は会社に車を手配してもらい、到着したらチェックアウトという状況でした。前回はホテルを移動する際、突然「あと30分でチェックアウトせよ。」と言われ、すし詰め状態のバスで移動させられたことを考えたらとても快適でした。

自宅隔離

前回は自宅隔離を経験していないので比較は出来ませんが、チェックイン時は完全に普通のチェックインと同じで集中隔離証明書を見せることもなく、外出を管理されることもなく、毎日部屋にハウスキーピングのおばちゃんが来る、という状態。ノーチェックです。

ここまで緩いなら正直隔離の意味ある?もうやめたら?というレベルでした。笑 隔離者にとっては望ましいことでしたが、自宅は5+3日でないと受け入れられないとの姿勢で、地域による差も結構あることがよく分かりました(既に隔離自体がない地域もあるとの噂)。昨年「スッキリ中国論 スジの日本、量の中国」という本を読みましたが、正にその通り、この辺りの移り変わりはさすが中国という感じでした。

逆に変わらないこと

Wechat(微信)は必要不可欠なツールであるということ。全てのやり取りがWechat上で対応してくれるので、言語の問題はさほど苦になりません。そして、良くも悪くも対応が異常に速いこと。分からないことは何も回答がないこと。この辺りも、お国柄を良く表しています。

まとめ

今日は半年前と比較して大分隔離が緩くなったな~と思い、比較してみました。飯のまずさは相変わらずでしたが、半年前はゼロコロナ政策真っ盛りであり、非常に厳格な管理体制だったので、良く21日間も耐えたな。と当時の自分を褒めてあげたくなりました。笑 一つ一つは些細なことですが、こういうのが積み重なってストレスになっていくわけなので。

もう、今後隔離政策が復活をしないことを祈りつつも、この記事を読んで、誰かの参考になれば嬉しいです。

ほなまた。