まいど、パパ寿郎です。
ブログを始めた際、僕は好きな言葉として「愚者は(自分の)経験に学び、賢者は歴史(人の経験、知恵)に学ぶ」を紹介しましたが、実は歴史について疎く、全く過去の歴史から学んでいない自分が恥ずかしいと思っていました。
やらなければと思いながら、だらだらと後回しになっていました。
昨年、せっかく中国に来たので、まずは中国史、そして日本史、世界史の全体観を掴みたいと思って本を読んだりしてきました。その甲斐もあり、歴史の繋がりを少しずつですが理解出来て来たように感じています。多様性、という意味も少しずつ分かってきたように思います。
今日は、僕のような歴史弱者が、全体の流れを理解するのに使えた書籍・動画を参考に紹介します。
参考にした本
1.世界史と繋げて学ぶ中国全史 岡本隆司 東洋経済新報社
2.2時間でおさらいできる世界史 祝田秀全 だいわ文庫
3.2時間でおさらいできる日本史 石黒拡親 だいわ文庫
中にはそれぞれ、言葉としては何かこんなこと習ったなぁ、と思うのですが、全く自分には関係ない話と捉えていたこともあり、人と会話したりそこから何かを学ぶということはありませんでした。
まずは、パラパラと読んでみて全体のイメージが出来るとよいと思います。ただ、2時間でおさらいシリーズは全然2時間では終わらず、4~5時間かかりました!
中でも、1.世界史と繋げて学ぶ中国全史 はとても面白く、良書でした。中国を中心にその時代、世界では何が起きていたか、等も紹介されているため、ただ中国の歴史だけを学ぶ、というものではありません。
こういう授業をやってくれる先生に出会いたかったですね。
気候や農耕民族、遊牧民、そこに宗教も入って来て、人々の暮らしがどのように変わったのか(特に世界的な気候変動と人の移動は興味深かったです)、中国の人にとって重要だったのはどの時代か、日本にいた時は考えもしなかったことがたくさん学べる本です。
そこで得た浅い知識を会社のメンバーと話してみると、色々と教えてくれたり(日本人以外本当に自国の歴史を勉強していると思います)、会話が弾むし、より理解が深まります。
李世民を知っていると中国人から「良く知ってるね!」と言われ、かなりドヤ顔してます。笑
最近のお気に入り
後、コテンラジオ。これ、面白い。色んな書物を読んで分かりやすくまとめてくれているので、最初から本を読むのは億劫であれば、最初これで興味がある人や事柄を聞いてみて、更に深く知りたければ本で読む等すればより理解が深まると思います。もちろん、このラジオを聞くだけでも十分知らない→知るの第一歩にはなると思います。
最近これを聴きながら走ってます。そうすると走れるんです。笑
中国に来て(それでも日本人に近い部分があるのが中国ですが)、相手がどのようなバックグラウンドを持っているのか、そもそもの考え方等、日本にいる時はあまり触れることがなかった、本当の意味での多様性を感じています。
個人的に歴史を語れる人間になろうとは思っていませんが、このYoutubeで紹介してくれる史実や物事の背景などを知ることは、とても勉強になります。自分が想像できる世界とは全然違うんですから。まずは知ることから。そこから何かを学んでいきたいですね。
まとめ
今日は歴史弱者の僕が、中国に来て一念発起して始めた歴史の勉強について参考にしている本、動画を紹介しました。
僕自身まだまだこれからですが、今日紹介したものは歴史が苦手な人でも興味が持ちやすいものばかりだと感じていますので、よければ見てもらえればと思います。
この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。
ほなまた。