リベラルアーツ

电影院(映画館)行ってきました

まいど、パパ寿郎です。

中国赴任後、初めて映画を見に行きました。映画館は电影院(diàn yǐng yuàn)と言います。日本との違いを色々と感じましたので共有します。

灌篮高手(guàn lán gāo shǒu)

見た映画はスラムダンクです。中国語ではこのように言います。スラムダンク世代のパパ寿郎としては、首を長くして中国公開を待っていました。4/20から公開でしたが、非常に人気ということもあり、1週間待ってから見てきました。

感想は、控えめに言って”最高”でしたが、今日は感想がメインではなく中国と日本の映画館の違いを共有したいと思います。

いや、それにしても良かった。また見たい。映像の技術がスラムダンクの世界観に追いつきましたね。

以下写真はアプリで予約した時の画面ですが、中国でも人気があることがよく分かります。

映画館比較

以下の観点で比較していきたいと思います。

映画館の数チケット価格、売店で売っているもの場内のキレイさ上映前、マナー

早速見ていきましょう。

映画館の数

まず、中国都心部では至る所に映画館があります。パパ十郎生息地域周辺(3km以内)に11軒もあります。多くの人が娯楽として楽しんでいる、ということがよく分かります。日本でも、ごく一部の地域では複数ありますが、こんな数はないですね。中国でも映画館は一般的にショッピングモールに入っていますが、中国は異常な程ショッピングモールがあります。

これが14億人の強さですね。ちなみに、いっぱいある割にショッピングモールは比較的どこも空いてます。笑

チケット価格

娯楽として楽しめる要因の一つに、価格があると思います。日本で一般成人は1,900円(気づいたら100円値上がりしている。。。)ですが、中国では、約23~60RMB(約460~1,200円)です。これは安い。そして日本と違うのは映画館ごとに価格が違うんです。日本は一律なので、これは新鮮でした。

中国では様々な価格帯がありますが、基本的に外国人用は高くて、国民が使う(公共交通機関、地元の食材、店、映画もそれにあたります)ものは安いです。

なので、駐在員もローカライズすれば生活コストは下がります。外国人相手の店ばかり行っていると金はたまりません。

売店で売っているもの

コーラ、ポップコーンは売っています(たまたまパパ寿郎が行ったところだけかもしれませんが)が、コーヒーやお酒などは販売していませんでした。コーヒー飲みたかったですが、まあ仕方ありません。

食べ物も他にも少しありましたが、圧倒的に日本の方が豊富にとり揃えられています。映画グッズ等も販売していませんでした。

場内のキレイさ

キレイさ、座り心地等は圧倒的に日本の勝ちです。中国もソファータイプにはなっていますが、席のガタツキ、清潔感(これは映画館に限りませんね、どこもそうです。日本がキレイすぎるという見方も出来ます。)はイマイチです。もちろん、ぼろぼろという訳ではありませんが。。。

映画を見る分には困りません。

上映前

これも新鮮でしたが、上映時間5分前くらいになって漸く入室が出来ます。そして、上映時間になったらすぐに映画が始まります。日本のように他映画の番宣やマナーのCM等は一切ありません。正直、これはとても良かったです。中国映画の番宣なんかやられても訳分かりませんからね。

マナー

最後はマナーです。映画道のようなものを持っている訳ではありませんが、やはり日本の方が集中して映画を見れる環境作りがされています。

中国では映画が始まってもガンガン人は入ってきますし、携帯を触っている人が居て光が気になったり、喋っている人もいたり。

一番驚いたのが、ガンガン映像を写真でとっていたことです。流石にパパ寿郎には出来ませんでしたが、隠し撮りというわけでもなく普通に撮っていました。マナー悪いな、と写真を撮っている人を写真に撮っておこうかと思いましたが、同じ穴の狢になりたくなかったので堪えました。

全体として娯楽施設というよりは、シンプルに映画を見に行く作りになっています。

特に大きな不便もなく、価格も安いので今後も見たい映画があれば積極的に見に行こうと思います。ただ、字幕は中国語のみなので見れる映画は限られます。。。やっぱり語学もっと勉強しないと、と改めて思った経験でした。

まとめ

今日は中国で初めて映画を見に行った時に気づいた、日本の映画館との違いを共有しました。

全体として日本の映画館の方が一つの娯楽施設としてクオリティーが高く見心地は良いですが、その分価格が高いのかな、という感想です。

従来から映画に行って最低限の飲み物しか買わないパパ寿郎にとっては、中国の金額で、しかもすぐ映画が始まってくれる、という点で満足度は非常に高かったです。チケットや座席も全てアプリで購入できるので特に困りません。

こういうコスパの良い娯楽は今後もどんどん使って行きたいものですね。そのためには語学力が必要です!頑張ろう。笑

この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。

ほなまた。