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メーカーリーマン11年生が「コンサル一年目が学ぶこと」から学んだこと①

まいど、パパ寿郎です。

今日は「コンサル一年目が学ぶこと」を読んで個人的な学びについてシェアしたいと思います。10年以上社会人として働いていますが、コンサル1年生でやることも出来ていないことが多く、悔しさと共に出来ていない点を素直に理解し、参考になることが多かったので2回に分けて、投稿します。今日は前半の部分です。

全体としては、「こういうマインドを持って、スキルを磨くこと、仕事に臨む姿勢」について改めて襟を正す良い機会となりました。仕事を始めて色々経験した後に読んだ方が、自分事として捉えられて良いんじゃないでしょうか。

著書について

著者の大石哲之氏は元アクセンチュアのコンサルタントだった方です。以下4章の構成となっています。

第一章 コンサル流 話す技術

第二章 コンサル流 思考術

第三章 コンサル流 デスクワーク技術

第四章 プロフェッショナル・ビジネスマインド

第一章の学び

この章はコンサルの「話す技術」について書かれた内容です。頭では分かっていることばかりですが、実践できているかは、別の話ですね。ちょっと気を抜くとだらだらと話してしまう癖があるので、要注意です。

  1. 結論から話す(PREP法)
  2. Talk Straight(端的に、短く)
  3. 数字とロジック(根拠は数字で、論理的に)

逆に営業という職業柄か、「相手のフォーマットに合わせて話す」等出来ていることもあり、出来ているところ、出来ていないところが明確になって面白かったです。

基本的には話す技術といっても、会話がベースになるので、相手が聞きたいことを効果的に話すことが大切であると理解しています。知識ゼロの人にいきなり10を話してもダメで、まずは1~2程度を話すことで、相手が理解出来ていないこと、知りたいことを質問する。そしてそれに答える、という形で相手の理解度を上げていく、ということが本質だと感じました。もちろん、話し方の問題で10の準備が必要なことは言うまでもありません。

ちゃんと自分の会話がそうなっているか、相手を置き去りにしていないか、見直して少しずつ改善していきたいですね。

第二章の学び

この章はコンサルの「思考術」について書かれています。ロジックツリーの重要性が書かれていますが、重要な気付きとしては以下の3点でした。

  1. 「考え方を考える」こと
  2. 「事実」「解釈」「アクション」を区別する(雲雨傘提案)
  3. 答えを知る前に1分だけ自分で考える時間をつくる(自分の意見を持つ)

仕事をしているととかく「どうやって仕事を進めるか」が先行してしまいがちですが、まずは仮説を持って全体の大きな設計図を書くことが重要とされています。これはマーケティングを学んだ際に、常に言われた「HowではなくObjective(目的)と、それを達成する為にWho(誰に)、What(何を)をやればよいのかを最初に決める」ということと同義だと理解出来ました。この辺りは、言葉は違えど仕事をする上での共通項として重要な点だと分かります。

②は具体事象を整理をする為に重要な動作ですが、話す技術と合わさってこれが曖昧になっているケースは良くあります。練習として常にこの3つの見出しをつけてチェックすることを推奨されています。

③は新たな気付きでした、これまでは「記事を読む→記事に対して考える」ことはやっていましたが、例えば新聞の見出しだけを見て、「内容を想像し自分の意見を考える→記事を読む」という順番で思考することです。これなら、全くゼロから思考する訳でもなく、答えもあるので答え合わせもしやすく、疑問も出てくるだろうな、と思い、記事を読む時に実践しています。

そして指摘されているのは、ここで重要なのは正解ではなく考える癖をつける、ということです。情報が大事なのではなく、「だから何(So what)?」まで示せるようになることがビジネスでは求められるからです。

僕自身考えることを苦手としているので、③は継続していきます。お題だけあって答えが全くない問いは(正解は別として)、中々続けられなかったので。。。

まとめ

今日は、社会人11年生が「コンサル1年目が学ぶこと」を読んで、今も出来ていないこと、学んだことを恥ずかしながらシェアしました。逆にこれはまあ、出来ているという点もあったのは少し安心しました。笑

次は後半2章の学びをシェアしますが、実務面、マインド面なのでこちらの方が即効性、仕事に対する姿勢を再考する上では、学びが多かったです。こうご期待!

この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。

ほまなた。