まいど、パパ寿郎です。
中国ナショナルスタッフと飲む機会も多く、そうなると白酒、黄酒がメインになってきます。今回はそれぞれどんなお酒なのか、整理して共有します。
製造方法
お酒には大きく二つの製造方法があります。
・醸造酒・・・米や麦、ブドウなどの原料を酵母としてアルコール発酵させたお酒
・蒸留酒・・・醸造酒を一度蒸発させたお酒。「蒸留」工程でアルコールが凝縮される
蒸留酒は蒸留過程で不純物が取り除かれる為アルコールに含まれる成分が「シンプル」になるため、一般的には二日酔いになりにくい、と言われています。二日酔いはアルコール分解時に発生する”アセトアルデヒド”が原因ですね。
分類
先ほどの製造工程ごとにお酒の種類を分けると以下の通りとなります。
・醸造酒・・・日本酒、ビール、ワイン、黄酒、紹興酒
・蒸留酒・・・ブランデー、焼酎、泡盛、ウイスキー、各種スピリッツ、白酒
黄酒、紹興酒は醸造酒、白酒は蒸留酒ということになります。
原料や特徴
黄酒と紹興酒は名前の違いだけと思っていましたが、ナショナルスタッフからは「別物です。」と言われました。では、何か?という回答がよく分からなかったので、調べてみました。
・黄酒(huáng jiǔ)・・・原料は米・麦・とうもろこしなどの穀物。産地は問わない。長期熟成(3年以上)したものを老酒とよぶ。アルコール度数14~18度くらい。
・紹興酒(shào xīng jiǔ)・・・原料はもち米。浙江省紹興市で生産され、鑒湖(かんこ)の水を使用しているもの。長期熟成(3年以上)したものを老酒とよぶ。アルコール度数14~18度くらい。
・白酒(bái jiǔ)・・・原料は高粱(コーリャン、gāo liáng)と呼ばれるイネの仲間や、麦、トウモロコシ、ジャガイモ、さつまいもなどさまざまな穀物。アルコール度数50~65度くらい。
紹興酒は黄酒の一種と紹介している記事等も見かけましたが、原料が異なるので別物ですね。一方で長期熟成すると老酒と呼ぶのは同じようです。
飲んだらどうなる?
何度か飲むうちに慣れてはきましたが、結局何を飲んでもフラフラです。毎回乾杯になるので。。。
白酒の方がまだグラスが小さいので飲み方を工夫すれば生き残れますが、黄酒はダメですね。逃げれない。
醸造酒とか蒸留酒とかは関係なく、二日酔い頻度が高いです。戒めにしているこのフレーズもなんのその、です。
まとめ
今日は中国で良く飲むことになった、白酒、黄酒に加え紹興酒について、違いを共有しました。各原料や違いを知れてスッキリしました。
今後はこの知識で知ったかぶりをしながら、酒飲微酔を上手く使って、中国生活をサバイブしていきます。
この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。
ほなまた。