まいど、パパ寿郎です。
少し前の話ですが、Kindleを購入しました(第10世代)。本は紙派!な僕でしたが、正直めちゃくちゃ良い買い物でした。今回はKindle自体の話ではなく、購入までに意識して実践した買い方をシェアします。頭では分かっているつもりでしたが、これまで出来ていませんでした。
購入に至るまでに実施した具体的なプロセスは、以下の3点です。
- 価格ではなく価値に目を向ける
- 目的を確認する
- 比較とタイミング
そして、プロセスを踏んでみたことで学んだのは、次の2点です。
- 緊急性を排除すること
- どうなったら売るか・買うかを決めておくこと
購入前の状況
たまにブログでも本を紹介しているように、結構本好きな僕ですが、KindlePaperwhiteが欲しいな、と思ったのが7月頭、実際買ったのは9月末でした。
スマホにKindleは入れていたのですが、画面が小さい上、ブルーライトで目が疲れることもあり、中々Kindleで読書することは出来ていませんでした(これは結構悩ましい問題でした)。また、紙の方が読みごたえがある(重いから?笑)という変な偏見もあり、Paperwhiteを買う思考回路になっていませんでした。スマホで使えるし、新しい端末をわざわざ購入するのは無駄かなぁ、といった感じでした。
その後、Paperwhiteはブルーライトカットされているので目に優しいということを知り、「ハンディサイズで邪魔にならない」、「紙の本を鞄に入れて持ち歩くのは重いし、持っていった日に限って読まない」、「パッと読み返したい時に読めない」、これも自己投資(体への負荷も含め)かなぁ、と考えるようになり、7月頭位に買いたいと思うようになりました。
購入検討の際にやったこと
リベラルアーツ筋トレを始めてから色んなことを学ぶ中、売買は「価格ではなく価値」、「目的に立ち返る」、「比較とタイミング」が重要である、ことがあらゆる所で言ることに気づきました。全ての売買が自分にとって思った通りにはなりませんが、今回は自分が欲しいだけのものなので、この3点を意識して行動してみました。
価格ではなく価値に目を向ける
同端末は種類やオプションにもよりますが、ざっくり1万円~3万円くらいの価格帯です。投資額としてはそんなに大きくありません。僕のニーズとしては
目が疲れにくいこと
持っていることで邪魔にならない
いつでも読み返せること(知識が残りやすい)
でした。同製品はこれらのニーズは満たしてくれそうです。価値があることは分かりましたが、更に価値に対しての価格(コスパ)を考えてみました。
本の価格は紙ベースより大体10%程度安いことに加え、Prime Readingで無料で読めたり、セールで半額になったり、と書店にはないサービスが豊富です。単純に毎月1500円の本を二冊買うとして10%OFF、だけとしても3年で約1万円分は取り返せます。また、同端末は読書に特化しており毎年買い替えが必要なものではないことも費用対効果の高さを感じます。価値から見た価格(コスパ)も非常に良さそうです。
目的を確認する
先ほどと被る点もありますが、読書自体の目的は「先人の知識・知恵を学び自分の生活に役立てることです。」これを紙媒体から電子書籍にする理由は手軽に持ち運べて、学びを増やせる。読みたいときにすぐに読み返せる、邪魔にならない、そして出来る限り支出は抑えたい、というものでした。手軽に読みたいときに読める、邪魔にならない。ということは紙媒体では限界があります。また、Prime Readingも気軽に興味があるものを読める(今までは諦めているような軽い興味にもリーチできる)、という点で紙媒体にはない価値がありました。
また、どの機種を選定するか、も同じように目的から考えていきました。
比較とタイミング
そして、比較とタイミングです。
比較は、どの機種・容量を選ぶか、本 VS 電子書籍、そしてKindlePaperWhite VS 楽天Kobo 等です。詳細は割愛しますが、結果としてKindlePaperWhite Gen10 8GB 広告なし を買うことに決めました。
最後はタイミングです。
7月と言えばちょうどプライムデーが終わった所で、どうせ買うなら少しでも安く買いたい(少なくとも4,000円OFFは目指したい)、過去の実績から考えるという年末くらいまで待つ必要があるかなぁ、と考えていました。
当時は緊急事態宣言下でそもそも外出も少なかった上、まだ読んでない紙媒体もいくつかあり、緊急性は低かったこともありますが、セールがあるのは分かっているのだから、相手が売りたい時に買う、と実践出来たのだと思います。結果、3ヵ月弱後、今年はGen11が秋に出るというタイミングでもあり、9月のタイムセールで通常より大きな値下げ幅の5,000円OFFで販売されたため、迷わず購入しました。
購入を経て感じたこと、学び
結果としてはたかが5,000円かもしれませんが、買うためのプロセスとして各種検討したこともあり、満足感は高かったです。
唯一の懸念点であった、紙送り速度も全く気にならないレベルです。寧ろ読みたい本が溜まっていっているので、頑張って読んでいかないといけない状態になってます。笑
このプロセスを売りも買い色んな場面で出来るようになりたいもんですね。そのためは「緊急性を排除すること」、「どうなったら売るか・買うかを最初に決めておく」ことが極めて重要であると分かりました。
日々時間がない中で色んな判断をしなければなりませんが、判断が早い人は結局「それまでに考えがまとまっている」から直ぐに判断が出来る訳ですね。改めてその事実を認識した出来事でした。
まとめ
今日は、Kindle PaperWhiteを購入する際に検討してみたプロセスを共有しました。そんなに高い買い物ではないですが、売買の基本に立ち返ったような感覚で、大きな学びが得られました。緊急性を排除するには余裕が必要です。それは金銭的にも、時間的にも。ただ待っていて来たものに対応するのではなく、自分からその状態に持っていけるように日々行動することが大切ですね。
この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。
ほなまた。