サラリーマン

改めて風の時代

まいど、パパ寿郎です。

昨年以下の記事を投稿しました。

その頃はエッセンスだけで十分と思っていたのですが、改めて書籍を読んでみました。前回は「地の時代」と書いていましたが、「土の時代」ともいうようで、今回は土の名称でお届けします。中身をしっかりと吟味するのは重要ですね。

読んだ書籍

この三冊を読みました。

「風の時代」に自分を最適化する方法 Yuji 講談社

風の時代の未来予測 Yuji 講談社

「風の時代」は好きなことで稼ぐ KIKO KADOKAWA

何だか、そっち系にはまっちゃった人みたいで嫌ですが、一つのものの見方としてとても参考になりました。3冊を読んだ上で自分なりの意見も踏まえ紹介したいと思います。

読んでみて感じたこと

本を読んでみて思ったのは「まあ、何とでも言えるかな。」という印象でした。笑 最近こういう風に斜に構えることが多くなったように思います。

占星術自体を否定している訳ではありませんし、世の中が動いていることや、価値観が変わって来ている事も感じています。枠にはめるとこうなるのかな、という意味の「何とでも」です。本はとても勉強になりましたし、なるほど!と感じること、実践すべき内容もたくさんありましたので誤解なきようお願いします。

その中で、そりゃそうだよね。ということも「風の時代だから」と表現されている事に違和感を持ったのも事実です。このように感じること自体は、色んな本を読んだり実践していることで、自分のリテラシーが上がっているのかも、と肯定的に捉えています。

とにかく、その大きなトレンドがあるのを事実として捉えること、そこで大事とされる価値観、そのトレンドと自分を融合(無理やり合わせるのではなく)させていくことが重要かな、と強く思いました。

前置きが長くなりましたが、思想としては 土傾向が強い僕 ですが、参考になったことをシェアします。

お金について

最初に、以前の投稿でモヤモヤが残った部分についてはクリアになりました。お金(投資について)です。中国に来て、日本で行っていた投資は出来なくなりましたが、

風の時代だから、お金が要らないということはなく、

所有している事実≠価値

ということですね。所有から利用へ。ご利用は計画的に、です。

経験や体験が価値を持つ時代になっていくようですが、経験をするためには一定の資産があった方がよい(もちろんなくても出来る方法が増えていくのでしょうが)わけで、これまでの方針変更は不要だということが分かりました。どうやって自分や周りが好きなものに「お金を使えるか」、人をサポートする為に「お金を使えるか」等、良い使い方に価値がある時代と言えそうです。体裁やマウンティングに使うのではなく、「自分が大事」と思えることに積極的に使って行きたいですね。

時代のトレンド

書籍には色んな角度から風の時代とはこのようなトレンド、と書いてあるのですが、根底は

自分軸で生きる

と自分なりに解釈しました。こう捉えると結構当たりまえのことなんですよね。。。 この2年このような情報に触れて来たからかもしれませんが。

多様性が重要で、知性、情報、繋がり、移動にスポットが当たる時代。脱大量消費社会(マス→カスタマイズ)。自分の好きで生きる。やりたくないことをやめる。等々

個性に共鳴(バイブス)してくれる周りの人間が多ければ多い程、影響力を持つ(ソーシャルキャピタル)。既に今のYoutuber等で起きている現象ですね。

そして大事なことは、「自分軸で生きること」=「自己責任(原因は全て自分で負うこと)」です。自分軸で生きる上で重視すべきは情熱・倫理観・論理(思想体系)とありました。これがバイブスを生むわけです。

皆それが出来ていないから日々辛いことに耐えているようにも思いますが、このように生きる為に外せない重要な要素として自己肯定感があると感じました。自己肯定感が高いから自分軸で生きられるのか、自分軸で生きていく上でのノイズを、自己肯定感によって乗り越えていくのか、僕にはまだ分かりませんが。。。

その世界で重要になること

結局、自分軸で生きるには自分がどうしたいか、自分は何が好きか、という問いにぶち当たります。

これは、僕がブログを書き始めたきっかけに繋がります。リベラルアーツ筋トレも結局、自分がどうしたいのか?楽したいとは何か?どうなったらゴールなのか?という問いと自分なりの答えを見つけ出すための手段なわけです。

スタートに戻ってきた感じです。笑 そういう意味では、ブログを始めた当時は「風の時代」なんて言葉知りませんでしたが、違和感を感じ、その解消に向けて行動を起こしていた=トレンドに乗った ということなんでしょうか。笑

ということで、このまま継続していこうと思います。

もう一つ強く感じたこと

余談ですが、これら一連の本を読んで、日本の大企業とは真逆を行っている、これからどうなるんだろう。と純粋に思いました。副業を解禁している会社の顧客と会話していても、実際は業務が増える一方で内情は結構大変とよく聞きます。間接部門と事業部門の隔たりは大きそうです。

日本の大企業(海外もそうですが)は、管理職以上のほぼ全員が「土の時代」を人生のメインステージとして生きて来た人たちです。その価値観を今から変えるのは難しく、多様性がなかった文化が中心です。そして僕もそちらの世界しか知りません。

風の時代が多様性を重んじる、ということであればそのような価値観も包含した世界観にこれからなっていくのでしょうか?土の時代の人は、持てるプロパティを使って風の時代の人をサポートしていくと良い、と書籍に書いてあり、その通りとは思うものの、それが出来ない(しない?)から土の時代の人、なのではないでしょうか。

ということで、自分はそうならないように注意しながら、色んな人の価値観を知った上で付き合っていくようにする必要があるなぁ、と感じました。この部分は日々仕事だけをしていると気づかなかったことなので、とても参考になりました。

風の時代に抗う人はこれ以上に”ジャマオジ”のレッテルが貼られそうなので、意識したいものです。

まとめ

今日は、昨年投稿した「風の時代」について、改めて書籍を読んでより深い理解をしたうえで感じたことをシェアしました。

自分軸で生きること、がこれからの時代と解釈出来そうです。そのためには自分探しが必須ですね。ということで、僕はスタート地点に戻ってきたわけですが、スタート時点よりは進んでいると信じてこれからもブログを継続したいと思います。そして、今後の日本企業はどうなっていくのか、少し心配にもなりました。

信じるか信じないかはあなた次第です! が、こういう大きな流れがあるだろう。と知っておくだけでも色んな物事への捉え方が変わりますね。風の時代と土の時代の対比は前回記事で投稿しているので興味があればご覧ください。

この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。

ほなまた。