サラリーマン

脱出

まいど、パパ寿郎です。

紆余曲折ありましたが、予定通り?隔離が終わり、家に帰ってこれました!

木曜日の夜

最短で、木曜日から金曜日にかけての夜12時が解除時間とされていました。木曜の夜にホテルの人へ「解除が決まったら部屋に連絡下さい」、「館内案内、張り紙してくださいね」 → 好的(分かりました) というやりとりをしていましたが、結局夜寝る時間になっても何も連絡ないので、とりあえず会社から持ってきてもらった仕事道具(大型Display)や出張の荷物等を全て片付けて寝ることに。

金曜日朝6時

ホテルからは相変わらず何もなし。夜中の間に同じ地区に住んでいた会社の人から、金曜日夜12時まで隔離が延長される、との連絡が入っていました。「う~わ。」と思い、念のためホテルに確認。案の定同じ回答が。。。そして解除連絡はいつ入るかは分かりません、とのこと。

金曜日の夜中に迎えに来てもらうか、土曜日の朝まで居るか、考えながら予定を考え、朝ごはんを食べ、会社に今日も在宅勤務になることを伝え、昨晩片付けたDisplay等を全てもとに戻し仕事を始めていました。

朝8時

その時、過去三日間の陰性証明が提示が出来れば急用がある人は外に出られる、という情報が飛び込んできました。更に、同じ地区に住んでいた為、同様に隔離されていた社長は既に出社の為に家を出た、と。

ちなみにその間、ホテルからは何のアナウンスもなし。 会社の人と連絡を取り、その情報が正しいことを確認し、ホテルに再度確認をしに。家の人は外出という名目やけど、ホテルはチェックアウト出来るのか、と少し疑問に思いながらフロントに聞くと、笑顔で、可以(出来ますよ。) との事。ちなみに聞いた人は2時間前と同じ人です。

「言えや!」

と思いましたが、外に出られることが何よりも重要なので、ソッコーで準備して外に出ました。早い人は僕がフロントに聞いている時に既にチェックアウトを始めていました。

とりあえず外に出られたのでちゃんちゃんでしたが、チェックアウトの時には結局陰性証明も確認されず、隔離の為ずっと張っていた人たちもいなくなっていました。

対応力の欠如

会社に行ってから聞いたところ、社長の家には木曜日の夜時点でそのような情報が入っていた、とのこと。もう一人、僕に連絡くれた会社の人はマンションのグループチャットで隔離継続や解除の情報が入ってきた、とのこと。僕には何の情報もなし。

今回の経験を通じて、2点足りないものを痛感しました。

  1. 最新情報にアクセス・タッチする方法
  2. 中国語でのコミュニケーション力

中国では朝令暮改以上に一瞬で状況が変わり、そして状況が変わったらある意味全く融通が利かない、という特徴があります。今回の解除は逆の意味で状況が変わったんだと思いますが、なし崩し的に解除に向かってどこかのタイミングで解除、となったっぽいですね。笑

ホテルだったというビハインドはありますが、周囲から情報が入ってくる・もらえるような環境に自分を持っていくこと、そのためにも中国語でのコミュニケーションがもう少しできることが必要だと痛感しました。これだと怖くて、一人で行動出来ないですね。

情報アクセスの重要性はずっと重要なことだと認識していましたが、今回はどうすればよいか、という点で活かされませんでした。

街の風景

会社に行く途中でこのような風景を見ました。写真を撮り忘れたので写真自体はネットの拾い物ですが。

この封鎖された地域で水曜日の晩御飯を食べたんですが、その際は特に何もなく木曜日朝にはこの状態になっていたわけです。たった数時間でこれをやってしまうスピード感は本当に凄いです。しかも夜中に突如ですから。。。

余談

出社後は何事もなかったようにフルで仕事をこなして、たくさん仕事が回って来て、家に帰りましたとさ。。。

国慶節明けの魔の7連勤、内2日隔離ということでどっと疲れましたが、土曜日の朝まで継続しなくて本当に良かったです、そして元々1週間出張の荷物を持っていて怪我の功名じゃないけど、隔離もそんなに苦労せず過ごせたのは本当にラッキーでした。

とりあえず土日はゆっくり休みたいと思います。

この記事を読んで、少しでも今の中国が参考になれば嬉しいです。

ほなまた。