サラリーマン

メーカーリーマン11年生が「コンサル一年目が学ぶこと」から学んだこと②

まいど、パパ寿郎です。

随分時間が空いてしまいましたが、以前投稿した、「コンサル一年目が学ぶこと」をメーカーリーマン11年生が読んで学んだことの後半戦です。今回は以下部分について共有します。

  • 第三章 コンサル流 デスクワーク技術
  • 第四章 プロフェッショナル・ビジネスマインド

後半の方が、実務面、自分の仕事への取組み姿勢を見直す上で、非常に有益でした!

前半戦はこちらを参照ください。

では、早速見ていきましょう。

第三章の学び

この章では、具体的な方法論、特に考える時間を捻出する為の「時短技術、フォーマット」等実用性、即効性が高いものが多く、大変参考になりました。

主な学びとしては以下2点です。

  1. 時間を捻出するためのエクセル・パワポ技術
  2. 情報の集め方についての考え方

僕は、仕事をする上で「時間が足りない、ない」という言葉は、「自分の能力が足りない」と同義語であると考えているのですが、主に作業業務を効率化する技術には、手をつけていなかったという反省点があります。頭では作業効率を上げることが必要と考えていたものの、具体的なアクションが出来ていませんでした。今後、会社の管理業務や報告業務が増えることを考え、この辺りで一度自分の作業効率の無駄を見直しておかなければ、との強い危機感を覚えました。

尚、著書では主にこの項目では以下のテクニックが記載されています。

  1. 議事録書き
  2. エクセル・パワポ技術
  3. 情報の集め方(検索式読書術)
  4. 課題管理表

うち「議事録書き」、「課題管理表」は会社によってやり方が異なるため、考え方を押さえながら、自社のやり方に合わせる必要があるため、時短即効性は限定的ですが、「エクセル・パワポ技術」、「情報の集め方」については、個人の作業として取り入れることが出来ます。

この章は参考書籍も多くあり、別途読みながら改善を進めていく予定です。まずは基本的なショートカット機能を使いこなすだけでも随分仕事効率が上がると気づいた為、別途僕自身が役に立ったショートカット機能は紹介して行こうと思います。時間を捻出するには「何かをやめるか」、「作業スピードを上げるか」ですが、ショートカットは「作業スピードを上げる」上で、とても役に立ちます。一つの作業時間は小さいですが、毎日何度もやる作業なので、使えると効果があります。

また、情報の集め方についてはとかく散文的になることが多かった為、読書の目的を最初に絞って明確にする=何が分かればOKなのか? と決めて動く等、です。

第四章の学び

この章では、プロとしてどのように自分の仕事に向き合っていくか、が書かれています。この章が最も著者が伝えたいことではないか、と感じました。皆、頭では分かっているが出来ていないことが多い、耳が痛い章ではないでしょうか?

自分なりにこの章に記載されたプロマインドを思い返す上で心に残ったフレーズを学びとして共有します。

  1. Vlalueを出す(自分が決めるのでは相手が決めること)
  2. 社会人は「消費者」ではなく「生産者」、如何に社会に貢献するか、と顧客の満足を考える
  3. Quick and Dirty
  4. 何も出てこないという事実自体が貴重な発見
  5. フォロワーシップの発揮

最近リーダーシップを学ぶ研修を受ける機会が多く、リーダーとは何かを考えることが多かったのですが、フォロワーシップはリーダーを支え強いチームを作る為に極めて重要であり、むしろフォロワーシップがなければ強いチームは作れない、と強い共感を覚えました。

サラリーマンである以上、リーダーシップよりもフォロワーシップを発揮するケースが多いのも事実です。この実践は今日から出来ることですが、そのためには上司の方針や考え方を理解する必要があります。フォロワーシップとは相手を理解し、共感・納得し、自ら進んで応援・サポートし周囲を巻き込んでいくことです。一人では完結しないことなので、結果周囲との関係性等、自らのスキルアップにもなっていくため、この部分は特にサラリーマンは理解しておいた方がよい重要なスキル・マインドだと強く感じます。

この辺りは別途自分なりの考えを共有出来ればと思います。

まとめ

今日は、「コンサル一年目が学ぶこと」をメーカー11年生が読んでも非常に含蓄が多いことが分かった後半戦をシェアしました。僕自身は自らの仕事を振り返る上でも、一年目だけではなく社会人を数年経験した人にこそ、むしろ自分ごととして捉えられる為、オススメだと感じました。

この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。

ほなまた。