リベラルアーツ

ルールを理解する②

まいど、パパ寿郎です。

昨日はお金のルールという視点から支出に関する学びと行動(筋トレ)について少し書きましたが、今日は外の世界に目を向けたいと思います。

営業思考と会計思考

昨日の話はどちらかというとFP系の学びについて概要をシェアしました。個人の支出を把握して削減するために何をしているか、でした。今日は一般社会のお金に関するルールについて、です。

僕自身営業なのですが、ずっと認識している弱みは「会計思考」が足りない、という事でした。メーカーなので、自分が担当している製品の変動費・固定費、利益に関してはそれなりに分かっているつもりです。但しもっと大局的に会社を外から見た時の見え方や、顧客の決算を見て利益や自分の担当製品に関連する動向は把握できても、会社が財務的にどうなのか、という視点で見れていませんでした。簡単に言うとこれらは財務諸表を読めない事に起因している訳です。これは、仕事をする上(それによって社内運営も変わる)でも重要だし、投資をしていくにも重要な事ではあるものの、どこか敬遠してきた領域です。「営業思考」はそれなりにあるが「会計思考」がない。そして、それは意識して切り分けないといけない思考法だと考えています。やはり営業としてはある程度目の前のテーマや顧客である人間に合わせながら日々活動をしているからです。本質的には同じなんでしょうが、木と森というか。。。

企業は営利集団である訳なので、どれだけいい製品を作っていても、利益が出なければ潰れてしまいますし、そういう会社は目の前のコストダウンの話しか出てこない。逆に儲かっていれば、面白い開発にお金を使ってくれる、というのは実体験としてあります。もちろん肌で感じる事は日々の営業でもあるけれど、それを定量的に認識する事が自分にとっては重要と気づきました。木をみて森をみず、から脱却を図ろう、という事でしょうか。

仮に株式投資をしようと思った際に、事業であったり製品自体の将来性については「営業思考」が役に立ちそうです。一方で、企業としてしっかり利益が出ているのか、その事業が仮に今は赤字でも他の事業でカバー出来るのか、一般的にどう投資家から見えているのか(=株価)、等は「会計思考」があって初めて成り立つ視点と言えそうです。

会計ルールの基本を学ぶ

という訳で、色々と優しめの会計の本を読んでみて、その時は何となく分かった気になるのですが、なんか身になってないというか、結局財務諸表をちゃんと読めるようになってない訳です。

で、色々とみているうちに結局簿記を勉強する行為が最も近道じゃないか、という事で簿記の勉強を最近スタートしました。会計思考については、時間をとって勉強して体系的に理解するのが必要かな、と思い資格「取得」を目標にした筋トレです。別に会計士や会社の会計部門で働きたい訳ではないので、2級や1級まで取る必要はないかなと思っていますが、会計の基本という事で3級取得を目指しています。FP系の内容は自分のお金の事なので、自分事として捉えやすいのですが、こちらは目標がないとサボってしまいそうなので。

3級くらい楽勝っしょ! と思って始めましたが、意外とすんなり入ってこないもんです。貸方?仮方?は? みたいな。交通費精算などにしても、決まったルールで処理するだけで費目等真面目に考えた事なかったですが、重要なんですね。笑 会計課の皆さん今までごめんなさい。的なノリで勉強してます。

まあ、多分一般的には色んな資格の中でも難易度は高くない方だとは思いますが、取得=自分の仕事や財務諸表をしっかり読めるように、を主眼にやっていくつもりです。夏ごろに受かればいいかな、という時間軸です。

ちなみに複式簿記というのは世界三大発明の一つ、という説(一般的には印刷、火薬、羅針盤だそうです)もあるくらい人類にとっては重要なんですね。確かに世界の会社がこのルールの上で成り立っている、というのは極めて汎用性が高いルールといえるのでしょうね。なのでこのルールの基本を知る事で、ルールの裏側が見えるようになったりしたら、面白いなぁと思ったりしてます。

まとめ

今日は、会計(複式簿記)を学ぶ自分なりの意味あいを書いてみました。森を見たうえで木を見て判断していく必要性(仕事も投資も)を改めて書くことで自分を戒めようと思います。逃げないように。笑

誰も興味ないと思いますけど、簿記受かったら報告します~。何もないときは落ちた時です!

この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。

ほなまた。