まいど、パパ寿郎です。
今日は3月の家探し奮闘記を共有したいと思います。
結果としては、一日で12軒回り、納得出来るマンションに入居することが出来ました。
深圳は高い!
深圳で業務を開始後、まずはマンスリー契約しサービスアパートに入ったのですが、そこは会社の家賃上限を超えている為、新居に引っ越すまでの期間限定の入居でした。
深圳市は中国でも北京、上海と並ぶ非常に物価が高い街であり、以前住んでいた広州と同じレベルの家(サービスアパート)に住もうと思った場合、10%程度は高いのが相場です。
住み始めてから知り合った日本人駐在員と話していると若くてももっと良いマンションに住んでいる人もいれば、少し割安な場所に住んでいる人等もいて、会社によってその辺りの福利厚生は随分違うと分かりました。うちの会社は中の上でしょうか。ありがたいことです。
現在、中国は不動産不況(バブル崩壊とよく言われています)、住宅在庫面積も増えている状況ですが、駐在員が入居するような不動産は過去来家賃は右肩上がりです。それはロックダウンしていた頃もそうだったようです。
駐在員が住む家のタイプ
我々駐在員が住む物件は一般的にサービスアパートとオーナー物件に分かれます。僕の考える、メリット・デメリットは以下の通りです。
パパ寿郎は、海外生活に慣れているという訳ではないので、安全やサービスを重視しました。更に極度の面倒くさがりなのでオーナーマンションで色んなものを揃える(こういうのが好きな人もいますよね。)交渉も含め、時間をかけたくなかったこともありサービスアパートを中心に調査。とはいえ、家賃の上限問題でサービスアパートは全滅の可能性もあったのでオーナーマンションもいくつか回りました。日本でワンルームマンション投資やっている人の家を借りに行くとイメージでしょうか。
家探しの工夫
一般的には以下内容で家探しをすることになると思います。
1.まずは部屋の希望を伝える。
2.会社が契約している不動産仲介会社からリストアップを受ける。
3.複数の物件をピックアップして内見に行く。
4.内見に行って納得すれば契約、納得できなければ再度リストアップを要請。
ここで想定される問題は、不動産仲介会社は自分たちが貸したい物件(会社として強いエリア等)をメインに紹介してくるだろう、ということ。3のようにリストアップを繰り返す時間がなかったことです。
そこで少し工夫しました。
・仕事で付き合いのある顧客や代理店からヒアリングして、最初リストアップにない物件 も最初の内見前に提示してもらう。
・別の不動産仲介会社を紹介してもらって、同じようにリストアップする。(実際は2社)
最終的には会社が契約している仲介会社を使うことになるとは思っていましたが、そこは不動産業界を余り信用していないのと、やはり中国は全てが交渉で成り立つ国。少しでも有利な条件を引き出す為に相見積もりをとることにしました。(会社の人からは嫌がられましたが。笑)
12軒の内見
正直かなり疲れましたが、結論から言うとサービスアパートであること、それ以外の優先順位である浴槽付き、高速Wifi搭載、その他諸々条件が合う家を発見することが出来ました。
1軒目に、住みたいけどエリア的に会社からNGを言われていた物件を見て基準を作っておいたことが良かったです。
その後、会社契約の仲介会社と内見を開始。最初は「こんなとこにしか住めないのかよ。」という物件から始まり、3~4軒目に本命を出してきた辺りが日本の不動産仲介と似てるなぁ、と思いました。
2軒ほど本命の目星をつけてから、もう1社の仲介会社と内見同行。
この営業の人がとても熱心な人で、その仲介会社と回った物件は本命にならなかったのですが、既に内見してきた本命にどうしても見積もりをさせて欲しいと要望があったので、見積もりを入手。
会社契約の仲介業者とのみ交渉していたら条件に入ってこなかった、朝食回数券やアイロン代、光熱費金額UP等。
結果的に非常に良い条件を引き出すことができました。
その仲介会社の人とは、その後たまたまプライベートで会うことがあり、お礼に食事奢らせていただいたことは言うまでもありません。
今回の家探しは、2年前からリベラルアーツ筋トレを始めていたことがとても役に立った事例(事前比較、相見積もり等)でした。
海外で寛げる家に住めるのは、何かとストレスが多い駐在員にとっては重要なことですから、本当に良かったです。
まとめ
今日は深圳の新居探し奮闘記を共有しました。会社の家賃上限が上がればこんなに苦労することもなかったですが、個人的には良い経験が出来ました。
「事前の情報収集・比較」と「相見積もり」って、どんなことをする上でも本当に重要なことです。
その後談ですが、今の家は人気が出てきて、来年大幅値上げするとの情報も。。。そうなると住めないので、会社家賃上限をあげてもらうか、家賃交渉か、すごすごと出ていくか。とりあえず24年4月にどうなるか。乞うご期待!
この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。
ほなまた。