まいど、パパ寿郎です。
最近サラリーマンの仕事系の話を書いてなかったので、何を書こうと考えていたところ、ふとサラリーマン川柳を思い出しました。
今まで、あまり興味なかった(まだ若い、おじさんとは違う!という気持ちもあり)のですが、もう30代半ばということ、コロナという今まで誰も経験していないことが起きて、世のサラリーマンは何を感じているのだろう、と気になり始め調べてみたら面白かったので、その中で特に共感できた3句と最も面白かった(悲哀を感じた)1句をシェアします。
一方で、これは共感できなくてよかった、的な内容の川柳も結構ありましたので、僕は幸せな方なのかな。笑 と感じることも出来ました。5・7・5に凝縮された悲哀、言語化力という点からも勉強にもなりました。
サラリーマン川柳とは?
そもそもサラリーマン川柳は第一生命保険株式会社が毎年行っているコンクールで、1987年から一般公募が始まった(発表は1988年)コンクールで今年第34回を迎えた歴史ある川柳コンクールです。最初は同社の社内企画だったようです。
内容は、好不景気や流行語など、その年の流行や世相を反映しながら、サラリーマンの悲哀をユーモラスに詠んだものが多いのが特徴です。
応募時期は毎年9月中旬~10月末で、ベスト100首に選ばれた人にはステーキ肉等がもらえるそうです。応募策は同社内でまずは100首が選定され、2月に一般公開、その後一般投票で10首が決まるようです。
面白かったですし、そろそろ時期なので初めて応募してみようと思います。
特に共感した川柳3句
完全に個人の感想ですが、100首を詠んでみて共感できたものを自分の感想と共に紹介します。昨年9月頃に作成された、ということでその頃を思い出しながら書いています。
100首全てを見られたい方はこちらをご覧ください。
個人的1位
第71位 テレワーク 気付いた会社の イスの良さ 首肩凝蔵さん作
これは、共感しましたね~。
僕はそもそも家で仕事はしていなかったので、机もイスもおいてませんでした。テレワークが始まって、テーブルでは仕事が出来ない、と子供の学習机を一年前倒しで買い、家にあったイスで仕事していたのですが、一日仕事をするだけで腰は痛いし肩は凝るし、で全く仕事に集中出来ずイスを買いました。確か会社にもオフィスチェアを売りに来ており、後輩が買っていたように記憶しています。これが10位に入らなかったのは、相対的にまだテレワークの絶対人口が少なかったのか、皆さん良いイスを既にお持ちだったのか。。。
個人的2位
第17位 「密です!」と 訴えたいのは 仕事量 まっさんさん作
飲食業界などは今も大変な状況なので、仕事があるって素晴らしいことなんですけどね。何でも過ぎるのはしんどいです。
20年度上期は本当に仕事がなくてそれはそれで大変でしたが、ちょうど去年の9月頃から急激に仕事が増えて、それまでの反動もあり大変だったことを良く覚えています。というか、その大変さが今も続いているので、より強く共感しました。特に、上層部はコロナ事情(テレワーク含め)は関係なく難しい指示が飛んできますので、ある意味コロナ前より大変かも知れないです。
個人的3位
第94位 週一の 通勤だけで 息切れる けぇぇぇぇぇさん作
これはもっと順位が高くてもいいのにな、と感じた一句でした。
第37位の「出勤が 運動だったと 気付く腹」とも迷いましたが、より危機感を覚えたのは、今まで息切れがしなかったレベルの運動で息切れを感じたときでした。体力の衰えは免疫も低下しますし、何よりも通勤や出張生活が戻った時にその生活をまともにこなせない危機感と不安が強かったです。それもあって、今毎週書いている活動記録のような運動をし始めたのですが、やっぱり体が資本だと再認識した一句でした。
最も悲哀を感じた1句
ついでに、100首詠んで最も悲哀を感じた一句も紹介しておきます。
第51位 副業で 出前届ける 部下の家
これはもう、何か涙が出ますね。
色々と想像してしまいました。その時お互いどんな顔したのか、とか部下は気づいてたのか、とかそもそも副業禁止の会社やったとしたら、上司はどんな想いになったのか、とか良好な関係の上司部下やったのか、とか部下は自分の会社の将来が不安になったやろな、仕事いっぱい振ってくる上司やったら怒り狂ったやろうな、とかもろもろ。これが「上司の家」だったら、全く響かないんですけど。正に悲哀でした。
まとめ
今日は、初めて詠んでみたサラリーマン川柳が思いの外共感があったので、完全僕目線で厳選した3句と最も悲哀を感じた1句を紹介しました。世の中のサラリーマンの人々が共感していること(順位が高い方が共感度が高い)を理解することで、僕自身のサラリーマンリテラシーも測れた気がします。
過去の川柳も詠んで、当時の時代に想いを馳せてみるのも面白いかもしれませんね。ビフォーコロナ編も乞うご期待です?! まぁ、過去を懐かしんでいる時点で僕は完全にダメおじさんなっているのかも知れませんが。笑
この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。
ほなまた。