まいど、パパ寿郎です。
コロナ禍以降、色々なことに制限が出来ました。これまで当たり前だったことが当たり前じゃなくなりました。そういう世界に慣れていくしかない、と。ストレスを溜めても仕方ないし、折角の機会だからとチャンスに捉えて、リベラルアーツ筋トレを始めたりしました。それなりに楽しんで過ごしてきたつもりです。
で、何が言いたいかというと、ついに一年半の延期を経て公開された007/ノー・タイム・トゥ・ダイを見て、この二年感じることのなかった感情があり、心の底から震えた、という超独断と偏見の話です。カイジばりにざわざわしましたね。
一応お断りしておきますが、僕は007はショーン・コネリーが演じたジェームズ・ボンドから全ての作品を見ていますので、ただのにわかではないですよ!
何が良いのか、と言われて上手く言葉に出来ない良さ。 感情を揺さぶること。これが本当の価値です。
それではあまりにも稚拙なので、リベ筋トレで学んだ視点も加えつつ、自分なりに魅力を言語化してみました。
音楽が全てを想起させてくれる
まずは、何よりも60年前から続くジェームズ・ボンドのテーマ曲ですね。60年前です。親父が生まれた時くらいから、変わらない芯がある映画。変わらない価値。プライスレスです。
この曲を聴くと映画のワンシーンが想起される。これってすごいことです。正に60年間スパイ映画の頂点に居続けるブランドです。
気づいたら口ずさんでしまう軽快感も大好きです。
プロフェッショナルであること
任務として国を守る為に命を捧げる。ある意味では、古い価値観なのかも知れませんし、指示に基づいているという見方もあるかも知れません。しかし、プロとして任務を果たす為に誰に何を仕掛けるのか、徹底的なハードワーク、プロとは何か?ということを考えさせてくれます。
これは信念(欲、芯)がなせる業であり、まだ見つけられていない僕にとっては羨望の一因です。
そしてお金の使い方が派手だけど理にかなっている、ということ。お金というのは持っているだけでは意味がなく、目的の為に意味のある使い方をして初めて価値が生まれる、ことも考えさせてくれます。この辺り、蓄財を始めたことによって、「お金の使い方」について想いを巡らせることが出来ました。
一流であること
スーツ、酒、車、時計 一流が似合い、一流の品でさえも自分を演出する為の道具に過ぎないこと。基本壊れますからね。一流のものに「着られている」「飲みこまれる」のではなく、一流の品が似合う人間。それらも結局は「手段」であって手に入れることが「目的」ではないことを教えてくれます。
もちろん、一流が似合う為の膨大な努力はしっかり理解しておかなければいけないところですね。
名台詞
数々の名台詞がありますが、シンプルにして強烈に印象に残る言葉。シーン。特に好きなのはこの二つです。
Bond, James Bond.
Vodka Martini, Shaken, not stirred.
絶対いつか海外でやってやろうと思っている、自己紹介とボンドマティーニの注文です。この自己紹介はシンプルですが、絶対に相手が覚えてくれるだろう、という響きを感じます。
Juro, Papa Juro. みたいな。笑
そして、日本のバーで幾度となくイキってボンドマティーニを注文したことは言うまでもありません。。。
まとめ
別にまとめることでもないのですが、音楽、プロ、一流、台詞の観点から007の魅力をお伝えしてみました。また、昔の作品も見て、新たな気付きが得られるかもしれません。リベ筋トレのおかげです。
最後に余談ですが、公開初期は人が多いだろうということで、コロナ感染リスクを最大限に避けるため、公開から2か月弱我慢し、映画がお得にみられるシネマイレージデイに見に行く、という制限を設けたことも良かったのかもしれません。
この記事を読んで、少しでも参考になれば嬉しいです。
ほなまた。